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HIP & LOW BACK

腰だけを見ず、
股関節から動きをほどく。

歩き始め、立ち上がり、靴下を履くときの詰まり感。股関節と腰は日常動作で連動しますが、股関節そのものの病気もあるため、痛む場所と動作を分けて確認します。

CONNECTED, NOT IDENTICAL

股関節と腰は連動しますが、原因は同じとは限りません。

股関節が曲がる・伸びる動きは、歩行、階段、立ち座りに必要です。動かしにくいと、腰を反る、身体を傾ける、足を外へ回すなど別の動きで補うことがあります。ただし、腰痛があれば必ず股関節が原因、股関節が硬ければ必ず腰痛になる、とは言えません。

01

曲げる

靴下、爪切り、低い椅子で鼠径部が詰まるか。

02

伸ばす

歩幅を広げる、立ち上がる時に腰を反りすぎないか。

03

体重を支える

片脚立ち、階段、歩き始めで左右差が出るか。

MEDICAL FIRST

「硬いだけ」と決めず、整形外科を優先する症状

  • 転倒後の強い痛み、脚へ体重をかけられない
  • 鼠径部の痛みが続き、歩行が難しい
  • 夜間・安静時にも強く、悪化する
  • 発熱、腫れ、赤み、全身のだるさ
  • 脚の急な脱力、しびれの拡大
  • 小児期からの股関節疾患、骨折、手術歴

変形性股関節症では、立ち上がりや歩き始めの鼠径部痛、靴下や爪切りの困難などがみられます。診断には医師の診察や必要に応じた画像検査が必要です。

椅子を支えに股関節を小さく動かすセルフケアのイラスト

SAFE SELF-CHECK

強く伸ばす前に、小さく動かして変化を見る。

安定した椅子へ手を添え、痛みのない範囲で前後へ小さく体重移動します。左右の動きやすさ、鼠径部・臀部・腰のどこに変化が出るかを確認します。

深くしゃがむ、反動をつける、痛みを我慢して開脚する必要はありません。動作で痛みが増す、引っかかる、脚へ症状が広がる場合は中止します。

AT OUR OFFICE

股関節・骨盤・腰を、動作の中で確認します。

当オフィスでは腰の症状を重点的に扱っていますが、腰だけに原因を決めません。立ち上がり、歩行、片脚への荷重、股関節と腰の可動域を痛みの少ない範囲で比較します。ガンステッドの考え方を参考に姿勢観察と触診を組み合わせ、症状と所見が一致するかを整理します。

医療評価が必要な所見があれば施術を優先しません。対応できる状態では、必要最小限の徒手的ケアと、実行できる範囲の運動・生活調整を提案し、動作を再確認します。

01

場所

鼠径部・臀部・腰を区別。

02

動作

立位・歩行・荷重を比較。

03

安全性

医療評価の必要性を確認。

04

再評価

施術と運動後の変化を見る。

RESEARCH

股関節への介入は有望でも、腰痛への効果は確実ではありません。

2023年のシステマティックレビューでは、股関節の筋力強化やストレッチが腰痛と生活上の支障を短期的に軽減する可能性が示されましたが、エビデンスの確実性は非常に低いと評価されました。別のレビューでも結果は一致していません。

股関節変形性関節症についてNICEは、個別化した運動を基本とし、徒手療法は単独ではなく運動と組み合わせる場合に限って検討するよう勧めています。当オフィスでも施術だけへ依存しない方針です。

JOA

変形性股関節症

代表的な症状、診察、可動域や画像検査について説明。

学会資料

META-ANALYSIS · 2023

腰痛への股関節介入

短期効果の可能性はあるものの、確実性は非常に低いと評価。

PubMed

NICE NG226

股関節OAの運動・徒手療法

個別化運動を基本とし、徒手療法単独を支持する証拠は不十分。

NICE

FAQ

よくある質問

股関節が硬いので強く伸ばしてよいですか?

痛みや引っかかりがある状態で無理に伸ばさないでください。可動域制限には関節疾患なども関係するため、続く場合は整形外科へ相談します。

腰痛でも股関節を施術しますか?

先に動作と所見を確認します。股関節へ触れることを自動的に選ばず、必要性と方法を説明して同意を得た場合のみ行います。

仕事帰りに予約できますか?

平日・土曜は夜間枠があります。最新の空き状況はWeb予約で確認してください。

SENDAI STATION · 5 MIN

腰と股関節を、
動作全体から整理します。

仙台駅西口から徒歩約5分。平日・土曜は夜間対応、完全予約制です。

初めてご予約される方へ

痛み・不調の初回相談は、予約画面で「初診カウンセリング+施術90分」をお選びください。
90分/15,000円(税込)

再来の方は、前回ご案内したメニューをお選びください。

参考資料

  1. 日本整形外科学会「変形性股関節症」
  2. 日本整形外科学会 整形外科シリーズ10
  3. NICE NG226: Osteoarthritis
  4. Hip interventions in patients with low-back pain. 2023.
  5. Hip strengthening for low back pain. 2020.
  6. Hip biomechanics in patients with low back pain. 2024.

執筆・監修:兼瀬健志 最終更新:2026年8月30日

この記事は一般的な健康情報を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。外傷後の荷重困難、発熱、強い夜間痛などがある場合は医療機関へご相談ください。

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